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March 10, 2005

ノルウェーの会社のブランチ設置

 本日は、当事務所で初めてとなるノルウェーの会社のブランチの設置の登記手続きを受託した。当該会社の定款(Articles of Association)の記載事項を見ると、①会社名、②登録事務所、③会社の事業目的、④資本金及び株数、⑤取締役の定員、⑥代表者及び⑦株主総会の権限となっている。おそらくこれらの項目がノルウェーの株式会社の定款の必要的記載事項である。デラウェア州の株式会社と比較してみる。デラウェア州の場合の定款の必要的記載事項は、①会社名、②登録事務所、③会社の事業目的、④資本金及び株式数、⑤発起人の住所氏名、⑥取締役の責任に関する事項である。ほとんど、同一である。
 当該会社の組織を見る限り、ノルウェーの会社法も英米法のコーポレートガバナンス制度に近いようだ。すなわち、取締役会と執行部門とからなっている。執行部門では、General manager or Managing directorが会社を代表する。当該会社は、ひとりの取締役がGeneral manager を兼務している。
 なお、外国会社の登記を申請するとき、添付書類として宣誓供述書を作成するのがほとんどである。ところが、最近、国によっては在日大使館で認証業務をやらないところもあるようである。最近もオランダ大使館が認証業務をしないということで、困った司法書士の方から相談を受けたことがある。小さな国では、在外大使館のスタッフを充実させることが難しいので、このようなことが生じる。在日大使館が認証業務をやらない以上、本国の公証人のもとで、宣誓供述書を作成するしかないと思われる。幸い、ノルウェー大使館は認証業務を行っており、認証の際の必要書類も丁寧に教えてくれた。さらに、事前に宣誓供述書のドラフトをファックスで送付すると、予め修正箇所を教えてくれる。なお、外国会社のブランチの設置の際に宣誓供述書を作成する場合は、定款の写し、本国政府の認証した設立証明書の写し、及び宣誓供述をする日本における代表者のパスポートである。
 

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