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March 28, 2005

久々に普通の立会い

 今日は、久々に普通の住宅用不動産の決済に立ち会った。所謂「立会い」である。「立会い」とは、不動産取引の決済のために、売主・買主・仲介業者そして司法書士が金融機関等に会して行われる一連の手続きである。司法書士が、当事者双方の本人確認・売買の意思確認をして、担保の抹消や所有権の移転に必要な書類が揃っていることを確認する。その確認がとれると、金融機関の融資が実行され、売主への売買代金が渡る。それと引き換えに、担保権抹消登記や所有権移転登記に必要な書類が、買主へと引き渡される。
 本年3月7日から改正不動産登記法が改正され、不動産登記手続きが大きく変わった。30日には、収益物件の決済があるのだが、いきなり応用問題的な登記をすることが必要となってしまった。2つの所有権登記を巻き戻し抹消して、現在の登記名義人の前々者から、売買で所有権移転登記をすることになった。「登記原因情報」をどのように書くべきであろうか?さらに2つ目の所有権抹消登記と売買による所有権移転登記について、登記義務者が登記済証を紛失している。改正前であれば、保証書制度があったが、改正法では、①事前通知+前住所通知、②事前通知・前住所通知省略、③事前通知の3つの方法がある。②の場合は、司法書士等による「本人確認情報」を添付することになる。
 これらの改正は、不動産登記申請をオンラインできるようにするための布石である。この結果、司法書士の責任は重くなったが、その分、司法書士の地位を高めることになろう。

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