« 事務所のブログ立ち上げ | Main | 大分便利になったが、まだまだ。 »

February 19, 2006

サッカーに思う

 今日は、家内と息子の3人で、フクダ電子アリーナで行われたちば銀カップ、ジェフVSレイソルを観戦した。ゴール裏のスタンド最上部で観戦したが、こじんまりとして大変見やすいスタジアムだ。選手を身近に感じることができる。今日の入場者は、1万5千人くらいだった。満員でも3万人は、入らないだろう。真新しく近代的でもある。以前、1950年に建設された収容人員15万人という世界最大のサッカー場であるリオデジャネイロ市にあるマラカナン・スタジアムに行ったことがある。今や日本代表の監督であるジーコの銅像があった。この規模と古さの差が、伝統の差だ。また、あのマラドーナや現日本代表FW高原直泰が在籍したボガ・ ジュニア(http://www.boca-japan.com/)のホームスタジアム、ラ・ボンボネラを外から見たことがある。ラ・ボンボネラは、タンゴ発祥の地、港湾労働者の町、いかがわしい店のある町、カミニートの道があるボカ地区(ボカは嘴の意味)にある。ボカ地区は、低所得労働者階級の町であり、近年はさらに状況が悪くなり、スラム街でもなってしまうのではないかと心配するぼどだ。そうボカ・ジュニアは、ライバルである富裕層のチーム、リバー・プレートとは違い、かれら低所得労働者階級のチームだ。ボカ・ジュニアで成功した選手の多くは、ボカ地区やそのほかのスラム街で生まれたのだ。現アルゼンチン代表FWテベスもスラム街出身だ。ラ・ボンボネラ・スタジアムの外壁の落書きは、貧困や猥雑なものを象徴しているのだ。ヨーロッパでも南米でもそのチームのファン層がはっきりしていて、ゲームが階級闘争の様相を示すこともある。イタリアのラッツィオなどはタカ派のチームだ。ある選手が複数回に渡りナチス式のポーズをとったり、サポーターが人種差別的野次を飛ばしたりして、問題となっている。

 ジェフは、伝統の浅い、若々しいチームだ。明るく清潔に感じる。しかし、サッカーは、W杯に出て、そこで勝ち抜くことがなりよりも大切だ。外国の選手は、いろいろなものを背負って戦っている。容易には、彼らを打ち負かすことは出来ない。ジェフはこれからどのような伝統を築いてゆくのか。幸い、ジェフにはオシムというワールドクラスの監督がいる。良き伝統を植えつけてくれるとよいと思う。

 さて、試合は、ジェフが2対0でレイソルを破った。どうしても世界基準で見てしまい、物足りなく感じるが、とりあえず良かった。

|

« 事務所のブログ立ち上げ | Main | 大分便利になったが、まだまだ。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67543/8740907

Listed below are links to weblogs that reference サッカーに思う:

« 事務所のブログ立ち上げ | Main | 大分便利になったが、まだまだ。 »