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April 20, 2006

珍しい登記

 今日は、珍しい登記・登録の依頼を受けた。

 ①自動車抵当法に基づく根抵当権の変更登録並びに根抵当権の全部譲 渡による移転登録

 ②区分地上権の設定登記

 ③通行地役権の設定登記

 特に①は、初めてだ。自動車は短時間で、価値の低下が激しいので、抵当権を設定は少ないと思われる。グーグルで検索したが、文献あるいは情報もほとんど無い。陸運局に照会が必要だ。

 ③の通行地役権は、時々見かけるが、全体の登記量からすれば、珍しい方だ。

 ②の区分地上権は、地上権自体も珍しいが、区分地上権となるとかなり珍しい。

 ②と③は、土地家屋調査士といっしょにクライアントと打ち合わせをした。調査士には、地上権の地中の利用範囲の図面を作成してもらう。通行地役権については、地役権図面を作成してもらう。

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Comments

1.自動車抵当権の順位変更を認めない理由はなんでしょうか。
改正漏れなんでしょうか。
2.鉄道関係などによくあります。
東京メトロの昭和40年代に区分地上権が設定され、半金が支払われているが、登記がなく残金の支払いもない。
よって、競売による買受人に対抗できない。
☆しかし、事実上撤去も無理。
地下を伊東線のずい道が通っているが、権原はないというマンション。
☆これも同様

Posted by: みうら | April 20, 2006 at 06:34 PM

初めてお邪魔します。
ワタシも自動車抵当はかつて外資系金融機関の依頼(オートローン債権の流動化)で調べたことがありますが、クルマのローンが所有権留保でされるのが一般であるように、殆ど利用されておらず、調べるのに一苦労した覚えがあります。
変更・移転登録をされましたら、是非記事にして頂けると有難いのですが・・。

Posted by: ヤキソバオヤジ | April 22, 2006 at 08:06 PM

 本件は、残念ながら、事情があって設定者側が登録手続きをすることになりました。しかし、運輸局から必要書類に関する回答を書面でもらいましたので、ご報告します。ちなみに運輸局でもめったにない手続なので、回答に手間取ったようです。

1.根抵当権の移転登録についての必要書類等
 ①OCR5号様式(自動車の台数分)及びワンライティング用紙の根抵当権登録申請書
 ②登録義務者(根抵当権譲渡者)の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)、資格証明書及び実印を押印した委任状
 ③登録権利者(根抵当権譲受人)の資格証明書及び委任状
 ④根抵当権の全部譲渡契約書(原本還付可)
 ⑤根抵当権設定者の承諾書(資格証明書と印鑑証明書の添付、実印の押印を要すると考えますが、これについては陸運局の指示がありませんでした。実際に受託するときは、ご確認ください。)
 ⑥登録手数料。極度額×1.5/1000分の収入印紙

2.根抵当権の変更登録についての必要書類等
 ①OCR5号様式(自動車の台数分)及びワンライティング用紙の抵当権登録申請書
 ②登録義務者(根抵当権設定者)の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)資格証明書及び実印を押印した委任状
 ③登録権利者(根抵当権者)の資格証明書及び委任状
 ④変更契約書(原本還付可)
 ⑤登録手数料。1000×車両の台数分の収入印紙

Posted by: 栗原 | April 24, 2006 at 10:24 AM

 自動車抵当権はほとんど利用されていないので、そもそも順位変更の制度を設ける必要がないのではないでしょうか?

Posted by: 栗原 | April 24, 2006 at 10:30 AM

それをいうなれば、もっと少ない漁業権の抵当権になぜ、順位変更があるのだろうか。
抵当権設定に、知事の認可を要する。そして、原則認可してはならないとされる。
漁協などの有する漁業権には、設定できないし。
仮登録仮処分命令の登録も嘱託のままだし。登記や車は昭和30年代に申請に変更された。

自動車抵当権の登録には、現在も出頭主義の規定があるようですねぇ。

Posted by: みうら | April 24, 2006 at 06:34 PM

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