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May 13, 2006

村上ファンドがシンガポールへ

 村上ファンドがシンガポールへ拠点を移すことになった。すでに本体は、投資顧問業の廃止届を提出しているという。

 大胆というか。その行動力はすばらしい。ただ、問題取引があって、逃避するのではないかとの一抹の不安もある。

 それにしてもシンガポールはビジネスをするには、最適の環境にあるようだ。先ごろのビジネスマンに対するアンケートでもシンガポールが世界でもっとも駐在しやすい都市であるとの結果が出ていたように記憶している。

 確かに、赤道直下で熱いということを除けば、治安はよいし、ビジネスのためのインフラも整っている。英語も中国語も通じる。欧米の金融機関をはじめとする多くの企業がシンガポールに拠点を設けている。当事務所の外資系企業の中にもアジアを統括する法人がシンガポールにあり、そのシンガポール法人の監督下で設立された日本法人もいくつかある。

 一般に法人税率が25%未満の国あるいは地域をオフショアと言われているが、シンガポールの法人税率は20%だという。このように税金が安いばかりでなく、各種のビジネスに関する法規制はゆるい。

 また、これも記憶だよりだが、日本の大手弁護士事務所がシンガポールに拠点を設けたとの新聞記事もあったように思う。個人がシンガポールで資産を運用する例もあるようだ。

 さらに、シンガポールは、政府系の企業グループが力をもっており、海外への不動産などへの投資も活発だ。まるで、シンガポール政府自身が投資ビジネスをやっているようだ。

 シンガポールは、熱すぎるのが嫌いな人でなければ住むのにも良い。東南アジアの大企業のオーナーがシンガポールに住んでいるケースも結構あるそうだ。

 これから、日本は梅雨に入るが、できるものならシンガポールへでも逃避したい。

 

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Comments

こんにちは。
阪神株を上手に売らねば後が無い村上ファンド。なにかありそうな気もしますよね。阪神の懸念が無いときであれば、ほんとに日本に嫌気が差して出ていくというのも素直に納得ですが、なんかタイミングが悪いような。
ただ、ほんとに行動が早いですね。すばらしい。私もさっさとしなければならないことたくさんあります。

Posted by: まきの | May 13, 2006 at 05:57 PM

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