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May 10, 2006

だまされて投資信託を買うな!

 今日は、早朝から関西出張。

 尼崎法務局 → 大阪市 → 神戸市

 尼崎の法務局で登記済をおろしてから、営業で大阪と神戸へ行く予定。

 ところで、最近、銀行や郵便局で投資信託を盛んに宣伝しているが、本当に買ってよいものだろうか?

 ゴールデンウィークに少し投資について勉強してみた。

 結論は、ほとんどの投資信託は買うべきでない商品ばかりだ。ネットのカリスマ投資家といわれる藤田郁雄氏の著書「みんなの投資」によると、現在日本には2710本の投資信託があるがお勧めできるのはわずか1%だという。

 最大の問題は、日本の投資信託は、世界標準と比べて販売手数料と信託報酬が高すぎるのだ。平均利回り6%として、元本の3%もコストがかかっては、半分の利益が飛んでしまう。10年、20年という長期保有をすると年間3%の差額は、複利効果により膨大なロスとなってしまう。

 おまけに、最近はやりの毎月分配型などは、投資信託のメリットを損なう商品だ。投資信託は、長期運用による複利効果で資産を築くことにある。それにもかかわらず毎月分配されると複利効果の効果が低下するし、配当されれば課税される。複利効果のためには、配当を自動的に手数料無しで再投資されるものが良心的だ。

 特に、アクティブファンドは、ファンドマネジャー等のコストがかさみ割高になる。しかし、プロのファンドマネジャーといいつつ、インデックスファンドのパフォーマンスを上回るとは限らない。というか実は、インデックスファンドの方が、アクティブファンドよりもパフォーマンスが良いという文献もある。たとえば、「インデックスファンドの時代」。バンガードという会社は、もっぱらインデックスファンドを運用しており、アクティブファンドを上回るパフォーマンスをあげている。前記の藤田氏もインデックスファンドを薦めている。

 藤田氏のお薦めのファンドの条件をまとめると、下記のとおりだ。

 1.アクティブファンドよりインデックスファンド

 2.販売手数料は0%。信託報酬は1%未満。

 3.分配金を出す頻度や金額は少ない方がよい。

 私なりに、調べたところトヨタファイナンシャルサービスが扱っている中に低コストで良心的なファンドがいくつかある。これを積み立てで買うことにした。

 それにしてもコストの高い投資信託を平気で庶民に売りつけている銀行や郵便局は許しがたい。真に、庶民の資産形成の手助けをしようとするならば、こんな商品を売りつけはしない。企業の社会的責任などといわれているが、こんな商品を売りつける企業は到底許せない。くれぐれも貴重な退職金をこんなインチキ商品につぎ込まないでほしい。

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