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January 04, 2007

外国会社が一度に複数の支店を設置した場合の登記の方法

 外国会社が日本に外国会社の登記をするときに、一度に複数の支店を設置する場合は、どのような登記をするか?登録免許税は、いくらか?

 まず、任意の一つの支店所在地において、外国会社の登記を行う。その際、OCR用紙には、すべての支店を記載して、登記する。登記の添付書類は、①本店の存在を認めるに足りる書面、②日本における代表者の資格を証する書面及び③定款又は会社の性質を識別するに足りる書面を兼ねるものとしての宣誓供述書と登記委任状である。登録免許税は、当該管轄法務局内の支店1個所につき9万円。

 次に、別の支店所在地において、外国会社の登記をする。その際もOCR用紙には、すべての支店を記載し、登記する。登記の添付書類は、先の管轄法務局で外国会社の登記をしたその完了後登記簿謄本と登記委任状である。登録免許税は、当該管轄内の支店1個所について9万円である。特に、注意すべきことは、すべての管轄法務局に印鑑届出書(印鑑証明書添付)を提出する必要がある点である。

 外国会社の登記をするのに、最初から支店が複数設置されるケースは稀であり、実際、当事務所でも初めてだった。法務局でも実例は少ないらしく、問い合わせに対してすぐには回答をいただけなかった。

 登録免許税については、特に注意を要する。

 参考として、下記の文献があった。

 「実務相談室(渋佐慎吾、法務省民事局第4課長監修)、外国会社が日本に複数の営業所を設置する場合の登記申請の方法」(商事法務No.1500、p.79)

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