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December 19, 2007

株式の持ち合いは、最も低コストの買収防衛策?

 昨日、新日鉄、住友金属及び神戸製鋼の3社が、相互に出資比率(株式の持ち合い)を拡大すると報道された。それを受けて、本日、前記3社の株価は上昇している。バブル崩壊後、株式の持ち合いの解消が進み、日経平均の長期低迷をもたらして、現在に至っている。株式持合いは、いろいろと弊害があるが、株価の上昇にもなるし、株式に投資をしている国民、年金基金などなどにとっては、良いことに見える。はたして、他の企業、業界においても株式持合いが復活し、増加するのか?何となく、小泉・安部路線からの修正、福田政権の誕生を想起させる。

 今回の株式の持ち合いは、買収防衛策の意味あいが強い。強大なアセロール・ミタルからの買収防衛を図り、さらに、これと対峙して行くのは、並大抵のことではない。サブプライム問題で株価が低迷している時、互いの株式を取得するのは、絶好のチャンスだ。合法か否かの不確かな買収防衛策を高い弁護士フィーを払って実施するのであれば、株式の持ち合いは、最も低コストの買収防衛策か?

ニューデリー市内は、5月だというのにめちゃくちゃに暑い。

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