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November 25, 2008

司法書士業務の将来を考える

 先週末、I塾の司法書士合同事務所説明会に参加してきた。

 この不景気で、あまり芳しくない話ばかりの中で、司法書士試験に合格したばかりで希望に満ちた若い人々と話をできるのは、とても刺激になる。

 彼らは、希望と同時に大きな不安も抱いているのではないだろうか?

 実際、司法書士の将来は、バラ色ではないかもしれない。司法書士の将来を語るとき、裁判事務(クレサラ問題含む)、成年後見事務などが、枕詞のように発せられる。しかし、私には、刺激的、魅力的には感じられない。人それぞれの好みかもしれないが。

 いずれにしても、後発参入者(新規合格者)は、先発者の後を追いかけていては、追いかけども、追いかけども、いつまで経っても、追いつけないということになりかねない。マーケティングで、一番乗りの原則というのがある。市場に一番先に参入したものは、後発者を振り切り、いつまでも一番であり続ける、というものだ。そして、必ず市場に一番乗りをするための方法は、自分自身で未知の市場を創造して、そこに真っ先に旗を立てることだ。この新規市場創出力こそが、次代の勝者となるためのキーだ。

 これは、お金が無い者、無名の者にもできる。

 創造力、勇気、決断力、実行力などがあればよい。

 ちなみに、新しい合格者には、マーケティングの本を読むことをお勧めする。法律は、幅広い教養をベースとしつつも最終的には、構成要件にあてはめるために、事実を集約するとういう思考のベクトルが働く。逆に、マーケティングは、外に向かって、自由に発想することが必要であり、思考のベクトルは外に向けて発散する。法律関係の本ばかり読み、法解釈・適用の思考ばかりを続けてきた私たちの脳は、マーケティング的思考をすることにより、解放され、幸福を感じるはずだ。これで、稼働する脳のパートがバランスよくなり、冴えわたるだろう。

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